実際にスタンプを作る
では、実際にスタンプを作ることを想定してみましょう。作成にはどんな方法があるかですが、スタンプ用のイラストを描くので最もメジャーなのは、やはりアドビのPhotoshopでしょう。このソフトを駆使すれば、イラストのレベルはグッと上がりますが、操作を独学するのは相当難しく、またかなり高価なソフトでもあります。
そこで代用にお勧めしたいのが「FireAlpaca・ファイア アルパカ」です。これは世界10言語、OSはMac＆Windows両対応となっているフリーペイントツールです。シンプルな機能と操作性なので、初心者でも気軽にイラストを製作できると思います。便利な新機能も続々追加されています。
まずはハンドでイラストを描いて、これをスキャンで取り込み、これをペイントツールで着色します。サイズはLINEのスタンプサイズに変更します。
ここで画像条件を説明します。メイン画像は必要数1個です。フォーマットはPNG、サイズはW240×H240pixelにしてください。スタンプ画像は40個必要です。フォーマットはPNG、サイズは最大でW370×H320pixelです。トークルームタブ画像は1個必要で、フォーマットはPNG、サイズはW96×H74pixelです。
スタンプ画像サイズは、自動縮小ですから数値を偶数サイズにします。解像度は72dpi以上、カラーモードRGB推奨です。画像データは1個 1MB以下にします。
42個のスタンプ画像を1つのZIPファイルでアップロードする場合は、20MB以下のZIPファイルにしてください。キャラクターなどの背景は透過にしてください。テキストデータとなる、クリエイター名は50文字以内、スタンプタイトルは40文字以内、スタンプの説明文は160文字以内、コピーライトは50文字以内（英数字のみ）です。全角文字は2文字でカウントされます。絵文字対応ではありません。
推奨スタンプとされているのは、日常会話やコミュニケーションの場で使いやすいもの、イラストはシンプルで分かりやすい、ユーザーが気持ちを伝えやすいもの、ということになると思います。